EVERYDAY!KAZUYO

KAZUYOの実録

前編・サクラメランコリーについて思いの丈を述べたいと思います。

「サクラメランコリー」

今回のイベントのタイトルにもしたこの曲。

 

この曲を作ったのは約6年前の春。

至って平凡な日々だったのかもしれない。

音楽から離れ、普通に主婦をし、パートにでる生活を送っていた私。

案外そんな生活を6年程は続ける事ができ、

このまま音楽とは無縁な人間になっていくのか、そんな事も考えないくらいになっていた。

平凡な日常の生活を繰り返す事の幸せを、

人は悲しいかな、退屈だと感じてしまったり、

自分の存在意味なんか考え出してしまったりするものです。

少なくとも私はそうでした。

なんとなく6年間全く開けていなかったギターケースを開けたその日から、

私は音楽から離れていた6年分の曲を作り出すことになったのだ。

 

桜が眩しすぎて、億劫で憂鬱でなんだか泣きそうだ、と感じたのは初めてでした。

入学式や卒業式、お花見をしたりと、

桜ってそういうイメージで、なんだか、

お別れもあるけど、あくまでステップアップ前提の希望があるもので、桜が満開になると、

世の中じゅうが浮き足立つような、

そんなイメージ。

私も桜を愛でるのは嫌いじゃない。

とても綺麗だと思う。

そんな桜の美しさを前に、

私は誰の事も幸せにしていないのではないのか、自分に何があるんだろう、何ができるのか、何をしてきたのか、

そんな事を考えて何だかセンチメンタルな気分になったんですよね。

自分の気持ちに蓋をしたり、

色んなことに気付かないふりをしたりする事で自分を保っていた、

いつの間にか、

嬉しい、哀しい、苦しいとか、

色んな感情に蓋をした方が面倒がなくて生きやすい、

そんな風な生き方になっていたような気がします。

これは気付かないうちに進行するので、

今も、むしろ今は特に、気を付けています。

 

桜みたいに、誰かを応援したり、

誰かの役に立てたり、誰かの心を動かせるような人になりたい、って強く思った自分に少しびっくりした、安心した、のを覚えています。

 

そんな想いが「サクラメランコリー」を私につくらせたんです。

泣きながら作った曲ですね。

まぁ、泣きながら作った曲はまぁまぁあるのですが。苦笑

 

なかなか出番がなかった曲ですが、

今年は桜の季節にバンドで演奏するぞっ☆

ってことで、

4.11.SUN @鶴橋section3にて

KAJO BAND 初ライブ、初ワンマン決めました!

詳細は追ってお知らせを致します。

 

 

そして私の思いの丈はもうちょっと続く、、、

 

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