KAZUYOワンマンライブのKAZUYOの胸の内
皆さまありがとうございました。
KAZUYOワンマンライブ、無事に終演致しました。
今回のワンマンライブは、去年のワンマンライブの後編ということで、当初は、私が音楽活動を再開した2014年からの楽曲を作った曲順にエピソードと共にお届けするという主旨のイベントの続編という予定でした。
ですが、9月頃から体調を崩し、歌うことが困難な状態になったため、
急遽考え直して、曲数もぐっと減らし、
本当に今伝えたいことだけを凝縮させた形をとりました。
フリマや写真展、雑魚寝ライブはただただやりたかったこと。
ステージの飾り付けもやりたかったからやりました。
大変やったけど、、、笑
私には二つ不安がありました。
1つは体調です。
体重の激減とストレス等で、いろんな症状がでておりましたが、1番心配で1番ストレスなのが、声がうまく出ないことです。
回復には向かっているものの、声がれが起こりやすく、現状で良い状態で2時間歌うのは無理だと判断しました。
なので今回は曲数は決めず、絶対に歌う曲だけを決めて挑みました。
最終的に10曲+アンコール1曲。
聞いてる分にはもしかしたら、そんなに違和感はなかったかもしれないですが、
私としては以前のように出ていないのを自覚しながらのステージとなりました。
ただ、ライブとなると、やはり血が騒ぐというのか、聴いてもらえるというのはとても嬉しい気持ちいいことなので、本番は、思ったよりは歌えた気がします。
お客さんのパワーやね。
お客さんがパワーをくれたんでしょう。
あともう1つの心配は、ゾエの話。
彼の死をどう伝えるか、でした。
ちょうど10年です。
私が音楽活動をし、ステージの上で、
歌や言葉で表現をする者として、
彼の事はいつかは通り抜けなければならないものだと思っていました。
そのタイミングが、今かな、って。
「君を忘れない」
彼が亡くなったのは私が音楽活動を休止してからでした。
亡くなった後すぐにこっそり途中まで作って、そのまま封印していた曲。
音楽活動を再開してから完成させました。
「はじまりのうた〜Another for zoe〜」
2014年から音楽活動を再開した時に、
いつか超えなければならないと、書いた、
もう一つのzoeの曲。
「死」というものを誰かにむけて語る時、
ましてステージから沢山の方へ向けて語る時、
私は悲しい話にしたくなかった。
旧友が亡くなったことが悲しくて作りました、
と言って歌いたくなかった。
だから、私自身が彼の死をどう受け止め、
どう伝えるか、彼の死を、「私の人生の不幸な出来事」として片付けたくなかった。
だって、彼に出会えたことまで不幸みたいやん。私は彼に沢山楽しいことや楽しみ方を教えて貰った。だから、負のイメージである「死」、悲しみに溢れて心に穴が開いて、
悔しくてさみしくて、そんな感情を自分が整理できるまでは、人前に出してはいけない気がしてました。
「はじまりのうた」を作った時、
それが出来た気がした。
なので、これはライブで歌おうと、
それは去年前編をした時から考えていました。
ただ、やはり不安でした。
話が話なだけに、重くなりすぎてしんどくさせてしまったら、、と。
それにやっぱり泣いてまうよね。
今回だいぶ落ち着いて話せたと思うけど、
悲しい気持ちや寂しい気持ちは何年経っても
蘇ってくるものなんだな、と思いました。
でも今の私はゾエの死にちゃんと向き合えました。
多分、ゾエ観に来てたと思う。
や、ステージ上がって来てたかもね。笑
こうやって、音楽を通して、
もう一度ゾエに会えた気がします。
それに、あとから色んな方に感想を頂戴すると、案外、悲しかったり胸が詰まったりしたけど、聞けて良かった、て言って貰えたので。
それが何よりかと思います。
ライブの写真を何枚か。
O.AのPum Pkinさん。
このお方はきっと妖精ですよ。
KAZUYOの様子も。
アンコール「男はつらいよ」
SEで八代亜紀さんに1.2番を歌って頂いたので、私は3.4.5番と歌い、
そのあとKAZUYOもつらいよ、ということで、
替え歌を歌わせて頂きました。笑
Pum Pkinさんと2ショット
2019.11.10(日)@鶴橋section3
KAZUYOソロワンマンライブ後編
「KAZUYO A STORY」
ーどうせアタシはヤクザな姉貴、わかっちゃいるんだ妹よー
setlist
1.はじまりの出会い
2.夕焼け小焼けのセンチメンタル
3.君を忘れない
4.はじまりのうた(〜another for zoe〜)
5.オールドスニーカー
衣装替え&みんなに頭を飾ってもらう
6.MOVE
7.月とダンス
8.神様のピアノ
9.hope
10.STEER
en.男はつらいよ(KAZUYOはつらいよ)
今後の予定ですが、
諸々の事情がありまして、表立ったライブ活動はしばらく出来ません。
ですが、オープンマイクに参加したり、
次の楽しい企みを考えたり、
やりたい事は沢山あります。
それの準備をしていたらきっと時間はあっと言う間に過ぎるでしょう。
またきっとすぐに会えます。
ということで、KAZUYOワンマンライブ、
皆さまお越し頂き本当にありがとうございました◎
来れなかった方も、お気持ちだけ頂いて、
それで十分です。
ホントにありがとう✨