EVERYDAY!KAZUYO

KAZUYOの実録

私たち夫婦のこれまで 地獄の果て編

私の逃げ先は友人の使っていないマンションでした。

これはホントのホントの最終手段でした。

かなり有り難かった。

 

何度も家出はしましたが、最終的には仲直りをしてその日中に帰るのがお決まりでもありました。

初めて外泊をした日。

色んなことを考えました。

 

きょうへは私と一緒になって後悔していないのだろうか?

こんなにお互い苦しいなら別れた方が良いのではないか。

そもそも私はどうなんだろうか。

今も好きだと言えるのだろうか。

この先も一緒にいたいだろうか?

何のために一緒にいるのだろう?

 

答えはわかりませんでした。

 

でもわかったこともありました。

今のきょうへ大嫌い。

今の私も大嫌い。

きょうへは凄く凄く疲れている。

私も凄く凄く疲れている。

でも、

きょうへがいないと寂しい、ということ。

 

2日間の外泊で私は友達に沢山話を聞いて貰い、外食して、沢山買い物して、

夜は一人の時間を過ごしました。

きょうへの顔色を伺うこともなく、

ケンカもなく、

ただ一人で過ごす自分のための時間。

なんか何年もこういう時間を過ごしていなかった気がした。

 

去年の12月。

私たちは会社をたたむことを決めました。

借金は残るし、新しい仕事も探さないといけない。

でも、このままだと共倒れ。

もう堕ちるとこまで堕ちたな、と思いました。

 

 

何が一番大事か考えた時、

なぜ今まで気付かなかったのかわからないけれど、

色んなことが見えてきた気がしました。

 

大好きな人を守りたくて幸せにしたくて頑張るのは悪いことじゃない。

でも、自分が幸せを感じていないのに、

大好きな人を幸せにできるだろうか?

自分が辛くて死にたいほど苦しいのに、

大好きな人は笑ってくれるだろうか?

 

私たちは簡単なことがいつからか見えなくなっていたように思います。

 

それだけ追い詰められていた、

自分たちで自分たちを追い詰めていたのかもしれません。

 

4月に引越しをし、

5月からきょうへは新しい会社に勤務しています。

きょうへの中でも何かが変わったようで、

最近大好きだったきょうへが返ってきてくれています。

私は休養中です。

いつからか体力と気力が激減、おまけに体重も激減。

まだちょっとしんどい時が多いです。

でも、

きっと

良くなる。

焦らず回復していこうと思います。

これからは、自分のエネルギーを、

良い方向に使って増産させていきたいです。

そのための調整中。

 

そうそう、あとやっぱり音楽が私たちを繋ぎとめてくれたな、とも思います。

あんなにしんどかった中でも、楽しい、好きだ、と思える共通点があったのも、

今一緒にいる理由というか、

唯一の救いに、なっていた気がします。

 

ということで、

私たち夫婦のこれまで。

地獄編、地獄の地獄編、地獄の果て編。

ざっくり3編にまとめてみました。

 

地獄の果ては、

案外悪くない、かもしれない。

 

それはこれからの私たち次第ですかね。笑

 

だけど、今、きょうへに笑顔が戻ってきたことが、私には愛おしくてたまらないのだ。

 

私もワガママ言いやすくなったしね。笑