EVERYDAY!KAZUYO

KAZUYOの実録

私たち夫婦のこれまで 地獄の地獄編

俺、発達障害かもしらん

 

そんなきょうへの言葉を受け、私たちはすぐに病院へ行きました。

3件ほど病院へ行き、言われたことは、

発達障害、グレー。

軽度の鬱を併発。

家族の協力、理解が必要。

 

大人の発達障害って、病院でしてくれることは少ないです。

薬をくれるだけです。

奥さんが支えてあげて、理解してあげて、

みたいなことも言われましたが、

私だって辛いのに、とは言えませんでした。

 

そしてできないことに対してどうフォローしていくのか、薬は飲みつつ、なるべく日常に支障がでないように自分たちで工夫、試行錯誤する日々がはじまりました。

きょうへはスケジュールが組めません。

正確には、下手なんです。

 

時間別に書き込めるスケジュール帳を買ってきて、毎晩2人で話し合って次の日の仕事内容、スケジュールを考えました。

そして今日はどれくらいできたか、

できなかったのはなぜか、を考え、

また次の日の予定を組みました。

 

朝は何時に起きて、

歯を磨いて、

コーヒーを飲んで、

着替えて、

みたいな普通のことも、

紙に書いてスケジュール化しました。

最初はうまくいくのですが、

すぐにまたできなくなります。

飽きるようです。

そしたら次は、

着替えてご飯食べるタイミングを変えたり、

少し変化をさせてまた取り組みます。

薬は効いてるような感じで希望が見えたかたと思ったけど、

副作用で頭が痛くなったり、眠気があったり、

食欲がなくてご飯をあまり食べなくなったり。

良い事だけではなかったし、むしろ、あまり合ってない気がしました。

 

毎日、朝ちゃんと仕事に行けるのか、行けても仕事になるのか、ご飯ちゃんと食べてるのか、帰りはどんな顔で帰ってくるのか、

 

正直心配が尽きませんでした。

 

私が仕事を手伝いに行く日は、

目を覆いたくなるほど散らかり果てた状態に、

私自身にも拒否反応が出るようになりました。

職場に行くのが怖い、涙が出てる、

行っても何もできない、

私自身がそうなってしまうくらい追い詰められてしまった。

もうきょうへのサポートもできない。

 

どこに何があるかわからないくらいの

段ボールの山とゴミと書類の散乱、

きょうへは片付け、整理整頓ができない。

無理にさせても、結局できないし、

お互いイライラして喧嘩になるので、

片付けは私の仕事の一つでした。

そして商品の発送、梱包、これもきょうへ

ができない大きな問題でした。

私も一緒になってやるけど、

私は散らかり果てた場所で、

どれがどれかわからない、きょうへはイライラしている、その中で作業をすることは、

ホントに苦痛と恐怖に置かれた状態でした。

きょうへが荒れて怒鳴ったりすると、もうそこにいることが苦しくて、死にそうで耐えれなかった。

 

 

私も病院へ行くようになりました。

 

私は妊活をしていて産婦人科にも通っていました。

ポリープ除去の手術もしたし、毎日の体温チェックや、タイミング、ダメだった時の絶望感。

 

妊活は諦めました。

 

 

 

なんでも発達障害のせいにすんな!!

私の事は誰が助けてくれるの?

私は誰のために生きてるの?

私の人生は誰のもの?

 

 

 

私はきょうへから逃げました。

何度も。

逃げました。